糖尿病と食物繊維の関係

でんぷんや糖類を摂取すると、糖が小腸から吸収されて血管の中に入り、インスリンが糖をエネルギーに変換させます。

ところが日本では、運動不足と食生活の変化により肥満が増加。

内臓脂肪が増えるとインスリンが働きづらくなくなるので、結果として糖尿病患者が1千万人、予備軍を含めると約2千万人にもなります。

太らない、血糖値を上げないために、食物繊維と摂ろうと言われていますね。

日本人の食物繊維の摂取量の平均は、約15g弱です。

異なる13の研究から導かれたのは、倍の約30g程度を摂取し続けると、糖尿病患者のヘモグロビンA1cが平均0.52ほど改善されるという結果です。

ここまでは、普通のお話です。

ここに、健康な人たちの糖尿病の発症率と食物繊維の摂取量との関連を、食物繊維の三大摂取源である、穀物、果物、野菜別に調べたものがあります。

結果は一目瞭然です。穀物から摂取した食物繊維の量が多い人たちに、糖尿病の予防効果がハッキリと見られました。

穀物の食物繊維!

血糖値を上げる原因となるを多く含んでいるのはお米などの穀物と果物、および芋類です。小松菜や、レタスなどにはほとんど含まれていません。

だから、野菜は血糖値を上げないと思いきや、野菜を多く摂取しても、糖尿病の予防効果は見られませんし、糖尿病率を上げるとも言えない程度なのです。

日本人が摂取する糖の多くは、穀物からです。だからといってその穀物を控えればよい、という単純な話ではないのです。

戦後70年、野菜と果物から摂る食物繊維量はほぼ変わらないのですが、食物繊維の摂取量はガクンと減っています。

それは穀物由来の食物繊維が減っているからです。

糖尿病は、予防も治療(管理)も特効薬に頼るべきものではありません。

白米より玄米を選ぶ、玄米が美味しくないという方は五分づきに。など自身で長く続けられそうな方法を選びましょう。

その中でも、わたしのイチオシは、玄米の倍も食物繊維が豊富でしかも味も美味しい「もち麦」です。

糖尿病の予防や食事療法のコツは、穀物すべてを避けることではなく、また、サプリメントのような食物繊維を単独で摂るのでは、その効果が発揮されません。

低血糖発作に気を付けて!

糖尿病の人は血糖値を調節する機能が弱くなっています。

つまり糖の量がそのまま血糖値に反映されます。逆に言えば、糖を摂らなすぎると血糖値が下がりすぎます。

血糖値がストンと低くなると脳は働かなくなるので、意識を失ってしまい危険な状態に陥ります。これが低血糖発作です。

普段から全粒(精製していない)の穀物を食べることが一番です。もちろん副菜は野菜がたっぷりで、果物をもう少し多く摂る食事を心掛けてくださいね。

 

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