コラム

肌・髪・躰を若く!3つの秘訣とは!?

老化を予防できる栄養素(後編)

前回の記事で、私たちの体内には日々老化を進めてしまう「活性酸素」。

その活性酸素を除去し、病気を防いでくれる体内の抗酸化酵素があることを紹介しました。これが働いてくれれば、いつまでも若くいられるのですが…。

今回は、加齢と共に減少するこの酵素を補い助けるために、摂取すべき3つの植物成分「ファイトケミカル」「ビタミン」「グルタチオン」がどのようなものなのか?  を具体的に解説していきます。

山野菜・野菜・果物に含まれる主な抗酸化物質とは

山野草・野菜・果物に含まれる主な抗酸化物質としての「ファイトケミカル」「ビタミン」「グルタチオン」には、それぞれに役割があります。

では、この3つの抗酸化物質の概要と、その役割について紹介していきますね。

<ファイトケミカル>

ファイトケミカルは、数千種類もあります。ポリフェノール(フラボノイド)やカロテノイドといえばわかりますよね。
植物が、紫外線や昆虫、菌など、植物にとって有害なものから体を守るために作りだされた色素や香り・辛味・ネバネバなどの成分で、山野草をはじめ、野菜や果物に含まれています。

主な役割としては、「抗酸化作用」「抗がん作用」「免疫の増強調整作用」などがあり、多様な効果が期待できる成分です。

<ビタミン>

果物、芋類に多く含まれる「ビタミンC」は活性酸素から細胞や組織を守ります。

緑黄色野菜に含まれる「β-カロテン」は体内ビタミンAに変換されて、皮膚の粘膜を健康に保ち、抵抗力を強める役割があり、暗いところでの視力を保つ働きがあります。

植物性油脂、ナッツ類、かぼちゃに多く含まれる「ビタミンE」は細胞を傷つけて老化させるリン脂質の発生を防いでくれます。

ビタミン類にも、強力な抗酸化作用がありますね。

ところが、サプリや錠剤のように凝縮された高濃度のビタミンC、マルチビタミン、βカロテンなどを長期に摂り続けると、白内障や失明の原因となる黄斑変性症などの眼病のリスクを高めたり、さらには色々なガンの発症率まで上がることが世界各国の大規模な研究から分ってきました。

ビタミン剤では、体のバランスを保つことができないのです。
ビタミンを日頃から野菜や果物で充分に摂取している人は、病気になる率が低いと、疫学データで明らかになっています。

<グルタチオン>

これまで紹介してきた「ファイトケミカル」や「ビタミン」と共に重要なのが、山野草、野菜、果物に含まれる「グルタチオン」です。

そもそもグルタチオンは、わたしたちの体内、主に肝臓で作られますが、加齢とともにその生産量が減少していきます。

グルタチオンは、活性酸素から細胞を守り、ガンや炎症の予防をし、慢性肝炎、白内障、口内炎、皮膚炎、潰瘍、動脈硬化などに対抗します。

ところで、他の成分同様グルタチオンも、サプリなどの単体で摂ると食欲不振や嘔吐などの副作用を引き起こすので、安易にサプリメントに飛び付かないでくださいね。

そうそう。言い忘れていましたが、ファイトケミカルは、体内においてグルタチオンの生成を促してくれます!

抗酸化物質を効果的にとるには・・・

これまでご紹介してきた3つの抗酸化物質。

じつは、野菜スープで摂取するのが一番簡単で効果的なんです!

「ファイトケミカル」の多くが植物の細胞の内側にあり、セルロースという食物繊維でできた強固な細胞壁に包まれています。

噛んだり、包丁で刻む程度では細胞壁は壊れませんし、胃や腸内で分解できません。ファイトケミカルを取り出すには、30分加熱を加える、あるいは発酵によって細胞壁を壊す必要があります。

生野菜やスムージーで摂っても、検便検査で観察すると、野菜の細胞は未消化のまま、そっくり排泄されてしまいます。

「ビタミンC」は、加熱すると壊れてしまうといわれていますが、それは単体を熱した場合の話で、多くの野菜は煮込んでもビタミンCの大半が残っています。

活性酸素から細胞を守り、ガンや炎症の予防をする「グルタチオン」は、水に溶ける性質があります。だから、スープがよいのです。

以上のことから、今回ご紹介した抗酸化物質「ファイトケミカル」「ビタミン」 「グルタチオン」を効率的に摂取するには、30分以上煮込んだ野菜スープはうってつけだと言えます。

野菜スープは味付けをしなくても、十分に野菜の旨みがでます。
もちろん、お味噌や醤油、塩などを加えてもOK!

野菜自身のもつ秘めたるパワーで、周りに差をつけちゃいましょう!!

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