コラム

良質な睡眠に適した「枕」の選び方

あなたは普段どのような「枕」を使っていますか?
自分に合うものを使えば睡眠の質が高くなり、寝つきやすく、スッキリ目覚めることができます。しかし合わない枕を使うと翌日に疲労が残ったり、肩や首こりなどの不調が生じるばかりでなく、高血圧・心臓病などの生活習慣病のリスクも高くなることが分かっています。
では睡眠の質を大きく左右する要因といわれる枕は、どんなものを選べばよいのでしょうか。

枕を選ぶ上で大事なポイント

睡眠の質を上げるためには「高さ・形状・素材」が、自分に合う枕を選ぶ必要があります。

◉ポイント1 高さ

人の脊柱は体重の10%弱ある頭の重さを無理なく支えるために、S字を描くようにカーブしています。眠るときにも同様に支えようとすると、首と床の間に約1~6cm程度の隙間ができます。
この隙間を支えているのが枕ですが、高さが合わないと、いびきや不眠症、肩こり、むくみ、睡眠時無呼吸症候群の原因になります。
カラダに負担がかからない姿勢を保つには、仰向けの状態で頭から肩口の角度が10~15度、横向きの状態で背骨がまっすぐになる高さの枕を選ぶのが理想的です。

◉ポイント2 形状

寝返りを打ったとき枕から頭が外れないように、なるべく大きいものを使いましょう。
【長方形型】 定番の形。寝返りをたくさんする方におススメ。さまざまな大きさがありますので体型に合うサイズを選びましょう。迷う方は基本サイズ(63㎝×43㎝)を試してみては。
【首元安定型】 ストレートネックや首に痛みのある方におススメ。首元をS字カーブで支えるので仰向けでも横向きでも首の形にフィットします。
【横向き対応型】 いびき対策におススメ。首の骨が頭から背中にかけてまっすぐになり気道が確保されるので安眠につながります。

◉ポイント3  素材

枕の素材は豊富にありますので、自分の好みのものを選びましょう。

 

 枕を交換する目安

枕は消耗品です。使い続けると素材の劣化によって、弾力性やボリュームが落ち、寝心地が変わり本来の役割を果たさなくなります。快適な姿勢をとれなくなったと感じたタイミングで交換しましょう。そば殻は1~2年、パイプは3~5年、その他の素材なら2~3年程度が交換目安です。

 枕カバーの洗濯頻度

人間は睡眠中にコップ1杯分の汗をかきます。脳の細胞は他の部位よりも低い温度を好み頭部の熱を下げようするので、どこよりも汗をかきます。枕カバーは必ずつけて枕を清潔に保ちましょう。
枕カバーは毎日洗濯して取り替えるのが理想的ですが、最低でも2~3日に1回は交換しましょう。古い枕カバーを使い続けると臭いだけでなく、雑菌やカビ、ダニが増え、皮膚病や呼吸器系病の原因になります。

さらに良質な「睡眠」をとるには

就寝90分前に入浴をする

寝つきを良くするためには、カラダの内部の体温「深部体温」を下げる必要があります。入浴すると一時的に体温が高くなりますが、90分ほどで徐々に下がっていきます。深部体温が低くなれば自然と眠気が生じて眠りも深くなります。

「眠る」以外のことをしない

眠る前、ついつい横になってスマホをいじったり本を読んだりしていませんか?これでは脳が休まらずスムーズに眠ることができません。ベッドに入るときは電気を消して横になりましょう。“ベッドに入ることが眠ること”とカラダが覚えるのでスムーズな入眠に繋がります。

この機会に自分に合う枕を見つけて理想の眠りを手に入れましょう!

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