最近、新しい家族が増えました。
生後1ヶ月の可愛いウサギです。
一人っ子の息子は兄妹ができたと喜んで、しっかりとお兄さんの顔つきに。
言葉がわからないウサギと、一生懸命に何かを教え込もうとする息子。
食事の支度をしながらそんな光景が目に入り、毎日の癒やしになっています。
ウサギの好きな野菜といえば、ニンジンが一番に思い浮かびますね。
季節問わずスーパーに陳列されていますが、冬ニンジンは甘味が強く、栄養価が高いのが特徴。
今回は、甘味を活かしたニンジン料理をご紹介します。
冬ニンジンのガレット
①ニンジン(中1本)の皮をむいて、横三等分に切ってから細めの千切りにし、片栗粉大さじ1をまぶす。
②フライパンにバター小さじ1を入れて熱し、①のニンジンを入れて広げる。
③塩こしょうを軽く振り、中火で2分程度焼く。
④表面が固まったら裏返して、さらに1分半程度焼いて完成。
くるみとキャロットラペ
①ニンジン(中1本)の皮をむいて、千切りにする。
②ボウルにオリーブオイル大さじ1、酢小さじ2、レモン汁小さじ1、はちみつ小さじ1、塩と胡椒を適量入れてよく混ぜ合わせる。
③調味液の入った②のボウルに、①のニンジン、粗く砕いたくるみ20gを入れてよく和えて完成。
ニンジンしりしり
①ニンジン(中1本)の皮を剥いて千切りにする。
②フライパンにごま油小さじ1入れて熱し、①のニンジンがしんなりするまで炒める。
③しょうゆ、酒各小さじ2、みりん小さじ3、顆粒だし小さじ1/2を入れて中火で炒め、溶き卵1個分を回し入れて卵に火が通れば完成。
野菜のクズスープ
ニンジンの皮って、ピーラーで剥いたら生ゴミへポイっとしていませんか?包丁で厚めの桂剥きができれば、シャキシャキと歯応えのいいきんぴらニンジンにしてあげることができるのですが、硬い野菜の桂剥きは至難の技。思い立った瞬間に怪我をするところまでの先がみえるので、挑戦する前に諦めてしまいます。
そこで我が家では、いつもベジブロススープとして、他の野菜と一緒に『だし』をとる材料として使っています。
ベジブロススープとは『野菜のクズスープ』のこと。
トマトやナスのヘタ、ネギの青い部分、玉ねぎの皮までも利用でき、普段捨ててしまう部分がスープの原料となるのです。
すべて鍋に入れてじっくり30分。 ファイトケミカルなどの栄養分をたっぷり煮出したスープの完成。
塩とこしょうで味をととのえて、そのままいただいても美味しいですし、カレーや煮物の煮汁としても使えます。
ニンジンの葉
余談ですが『ウサギはニンジンが好き』というのは、どうやらちょっと違うみたいです。
ウサギの主食は牧草なので、味や香りのクセがある葉物野菜の方が好むのだとか。
なのでニンジンも、根の部分より葉の方を好んで食べるウサギが多いそうです。
根よりも葉の方が数倍も得をする栄養価があると聞いたら、みなさんも葉の方を好んで食べたくなるかもしれません。
根と葉を同じ量摂っても、髪や肌の主成分となるタンパク質は1.4倍、むくみの改善や血圧を下げる働きを持つカリウムは1.9倍、コラーゲンを作るのに欠かせないビタミンCは3.7倍も変わります。
葉付きのニンジンは農家の直売所などで購入することができますが、調理方法がなかなか思いつきませんよね。
今回は、美味しくて簡単なニンジンの葉レシピもご紹介します。
栄養を落とさずに調理するポイントもあるので、ニンジン丸ごとを食べて栄養をしっかりと体にとり入れましょう。
新鮮な葉付きニンジンが手に入ったら、ぜひ試して見てください。
ニンジンの葉のチヂミ
①ニンジンの葉100gは3cm幅に切る。
②小麦粉1カップ、水1カップ、片栗粉90g、卵1個を粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
③ニンジンの葉を②の生地とよく混ぜ合わせる。
④ごま油適量をひいたフライパンをよく温め、厚さが均等になるように広げる。
⑤そこ面がきつね色になるまで中火で5分程度よく焼き、裏返してごま油大さじ1をフライパンのフチから回し入れる。
⑥フライ返しで時々押さえながら、さらに3分程度焼いて中まで火が通れば完成。
こんにちは、健康管理士の柴田です。小学生の息子はスナック菓子大好き盛り。そうなると、食事での栄養バランスがより一層体をつくる要になっていきます。我が家での食事で気をつけている点、旬の食材をつかったおすすめの料理と、お役立ち情報などを発信できればと思います。