コラム

癒しホルモンを分泌!疲れない脳を作る方法②

朝型生活が良い

眠りをもたらす脳内物質であるメラトニンをスムーズに合成・分泌するためには、朝起きて太陽の光を浴びながらウォーキングをして夜は早めに寝なければいけません

「人は夜寝るように進化してきたのだから、いくら科学技術や医療技術が進歩・発展しようが、健康的な生活を送りたかったら、人は朝、太陽が昇るとともに起き、日中は太陽のもとで活動し、太陽が沈んだら夜は寝なければならない」というのが理由のひとつです。

たとえばデヴィ夫人。彼女は朝型生活を徹底していることでも知られており、朝日を浴びメラトニンをスムーズに合成・分泌できるように過ごしているようです。

 

夜型人間も必要では?

そうはいっても、夜型の人間が一定数いることも事実です。2チャンネルの創設者ひろゆきさんやイェール大学の成田先生などは、夜型を公言しています。

万人に朝型が理にかなっているというのは、彼らを見るとちょっと疑わしく思わざるを得ませんよね。じつは私も、夜型です。

そもそも全員が朝型でいるよりも、たとえば、古代において集落を警護するために夜間に人を配置していたように、社会を維持するうえで夜型の人間も一定数は必要なわけです。

 

癒しホルモンを分泌せよ

脳内物質オキシトシンの作用は、心身を癒すことです。ストレスを減少させ、疲労を回復し、血圧が安定するなど凄い効果が盛りだくさん。

オキシトシンを分泌するためには、

仕事帰りにちょっと一杯

ペットと遊ぶ

家族との団らん

ゆっくりとお風呂、読書

が効果的なのだとか。

仕事、育児、介護などで疲労がたまり、イライラしたときには、誰かとおしゃべりをするのもお勧めです。

心地よく誰かとおしゃべりをするだけでオキシトシンが分泌される、ということが脳科学で証明されています。

だから、「仕事帰りにちょっと一杯」がストレス解消に役立つのですね。←妻への言い訳に使います(笑)。

なお、ネットの書き込みサイトであるSNS上での「おしゃべり」では、残念ながら、オキシトシン分泌には至りません。デジタル文字でのやりとりでは、心地のよい「心の交流」は生まれにくいからです。

 

快眠脳を作る食事

毎日健やかに過ごすための快眠脳をつくるには、夕食よりも朝食の栄養に気を配ることが大切です。

トリプトファン・炭水化物・ビタミンB6を摂取することにより、セロトニンを活性化させることが快眠につながるそうです。

これら三種類の栄養素をバランスよく、たくさん含む食べ物は、以前にもご紹介しましたが、バナナです。

でも食べすぎは良くないようで、朝のバナナ1本が目安です。

 

快眠脳をつくるお風呂の順番

お風呂のタイミングは、お風呂を先にして、その後に夕食を摂るほうがスムーズな交感神経→副交感神経の切り替えにつながり入眠に苦労しません

寝つきを良くするためには、寝る前にスマートフォンを見ないようにすることが大切とよく聞きますが、その通り。

私が毎晩寝つけないのは、寝床でついついスマホの将棋サイトを覗いて、考え込んでしまうのが原因なのかもしれません。

みなさまも、くれぐれもお気をつけくださいませ。

 

スッキリ起きるために

朝の起き方にもコツがあります。

「目覚ましの音などが聞こえたら、さっさと寝床を離れて体を目覚めさせるべく、次の覚醒行動に移行する」

「ここでダラダラとしていると不快でネガティブな想念が浮かんできてストレス中枢が動き出すので危険」

「朝、目覚めたとき、布団の中に長くとどまらないことが肝要」

以上の3点を意識しましょう。

ですが、朝はついつい布団の中でダラダラしてしまうもの。まずは「気持ちいい朝だ!」と心で叫ぶなどして、トライしてみましょう。

そうそう、目覚まし時計も手に届かない距離がよいそうです。やはり、スマホでアラームをセットすると、布団の近くに置き、つい見てしまうので駄目ですね。

 

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