コラム

寒暖差に負けないカラダを手に入れよう!

季節の変わり目に起りやすい「寒暖差アレルギー」は、寒暖差で自律神経のバランスが乱れたり、鼻の粘膜を上手にコントロールできなくなると、症状があらわれやすいといわれているのは前回ご説明しましたね。
では症状を予防するには、どのようなことに気をつければよいでしょうか。今回は対処法や予防についてお知らせします。

《目次》
寒暖差アレルギーとは
寒暖差アレルギーの症状
3 アレルギー性鼻炎と風邪の主な症状の違い
4 自律神経の乱れが寒暖差アレルギーの一因にも
5 寒暖差アレルギーの対処法
6 寒暖差アレルギーを予防するには


寒暖差アレルギーの対処法

寒暖差アレルギーの予防には、カラダに感じる温度差をできるだけ小さくすることが大切です。外出時にカーディガンやひざ掛け、マフラーなどを持ち歩くなど、こまめに体温調節がいつでもできるようにしましょう。

1首を温める
首や手首、足首には太い血管が通っているので、寒さを敏感に感じます。ここが冷えると全身に冷えがまわり、寒暖差アレルギーの引き金になるので注意が必要です。
3首やそけい部(足の付け根)を温めると、効率よく血流を促進できます。(ちなみに風邪や新型コロナなどで発熱した場合、これらの箇所を冷やすと解熱効果があります)

2鼻を温める
タバコの煙や排気ガス、香水などの化学物質なども鼻を刺激します。鼻の付け根を温めたりマスクを着用すると、症状を緩和できます。

3湯船につかる
自律神経をリラックスさせたり、鼻炎症状の緩和には湯船につかること。入浴することで鼻腔が温められ、血流がよくなるため症状の改善が期待できます。
さらに自律神経も整いやすくなるので非常におすすめです。入浴後は寒くならないように気をつけてくださいね。

4筋肉をつける
適度な運動も予防に効果的。筋肉は体内で熱を産生する働きがあるので、筋肉量が少ないと寒暖差にも弱くなります。
そこでおすすめなのが有酸素運動。 自宅周りを散歩する軽度のものから始めて、徐々にウォーキングに切り替えていくと効率よく体質改善ができます。有酸素運動には自律神経の乱れを整え、血流をよくする働きもあるので症状改善に有効です。

寒暖差アレルギーを予防するには

抗酸化成分を摂取しましょう
食物に含まれる抗酸化成分は抗ストレス・抗炎症作用だけでなく、新陳代謝や血流を促進し、カラダを内側から温める働きもあります。急激な気温差への対応力も上がりますので、積極的に取り入れてみてください。
抗酸化成分は野菜や果物だけでなく、スパイスや発酵飲料、発酵食品など幅広いものに含まれていますので、バランスよく摂取するとさらに効果的です。
寒暖差アレルギーは、年間を通して改善や悪化を繰り返すので完治が難しいとされていますが、規則正しい生活や運動などで症状を和らげることは可能です。
冷たい飲み物を減らして温かい飲み物を飲むようにするなど、ちょっとしたことで症状が緩和される場合も多いので、ぜひトライしてみてください。

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