コラム

世界一の添加物国家・日本で健康に生きるために

私たちの住む日本は、世界一の「添加物国家」だということをご存知ですか?

「日本の食品は安全」というイメージがありますが、食品に使用が認められている化学合成添加物の数はフランスやイギリスが20~40品目なのに対して、日本ではなんと約450品目。ジャンクフードのイメージが強いアメリカでさえ130品目程度となっており、他の国と比較しても日本の添加物使用は圧倒的に多いのが現実です。

さらには農薬の使用率も世界で3位となっており、日本の食品に対する印象が大きく崩れる結果に。

お酒やたばこと同じように大きな害を及ぼす添加物ですが、年齢的な規制がないことに疑問を感じます。これでは、幼子らを守れる国家とはいえません。

これも添加物!

実は私たちが何気なく食べている食品にも、添加物が使用されていることが多いのです。

マーガリンやショートニングに使われている「トランス脂肪酸」水素添加された油脂で作る硬化油です。トランス脂肪酸は諸外国で使用を規制しているほど、危険視されている添加物。

心筋梗塞、狭心症のリスクが高まり、肥満を招くとされています。

他にも、ドーナツ、フライドポテト、カップラーメンなど、身近にある加工食品に多用されているため、気付かない内に口にしている可能性も高いのです。

また、近頃よく目にする「糖質ゼロ」や「脂質ゼロ」という表示にも注意が必要です。これらの飲料は、砂糖の量こそ少ないものの、その代わりに人工甘味料がたっぷりと入っています。人工甘味料には毒性や病気のリスクを高めると問題視されているものが多く、カロリーが低いからといって決して身体に良いものではありません。

そして「無着色」と書かれていても油断は禁物。ハムやソーセージなどの加工肉、いくらや明太子など、美味しそうに見せる「亜硝酸ナトリウム」。着色しているのではなく食品が持っている色を引き出す“発色剤”として使われているため「無着色」と表記することができます。しかし、亜硝酸ナトリウムはれっきとした食品添加物。毒性を持ち、長期的な摂取によってがんの発症率を高めるともいわれています。

添加物国家で健康に生きるためには

ここ日本で生活する以上、食品添加物はなかなか避けて通れません。しかし、外食やコンビニ食品の回数を減らすだけでも、添加物に触れる機会は減らすことができます。

また、近年のヘルシー志向の高まりにより無添加やオーガニックの食品も増えつつあります。どんな材料を使っているのかきちんと把握できる、手作りの料理が安心ですね。

心掛け次第で添加物は減らすことが十分可能なのです。食べた物がそのまま身体になります。内側を見つめ直し、本当の健康を手に入れましょう。

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