若さとは何か?
「いくつになっても若々しくありたい」
永遠の願いです。
周りを見ると、髪や肌がツヤツヤしていて若々しい人もいれば、年齢よりも上に見える人もいらっしゃいます。同じ年齢でも、周囲から若く見られるのは嬉しいものですし、1才でも上に言われるとショックを受けるかもしれません。
人から若く見られたいと思うのは、ごく自然なことだと思います。
では、何故外見にそのような違いが生まれるのでしょうか? じつは、老化の原因は私たちの『食べるもの』が大きく関係しています。
この記事では、年を取るごとに老化を進めてしまう「活性酸素」の存在と、それを予防するために摂取すべき栄養素について紹介していきたいと思います。
年齢を重ねるとともに老化を進める「活性酸素」
活性酸素とは通常の酸素が変質したもので、日々私たちの体内で作られています。
本来、活性酸素は外部から侵入する菌や微生物を排除する良い働きをするのですが、反面、体内の細胞を酸化(サビ)させる強い働きもするため、肌のシワやシミ、黒髪が白髪へと老化を進めるだけではなく、免疫力の低下、脳の神経細胞への悪影響を及ぼすなど、様々な病気や弊害を引き起こしてしまうのです。
年を重ねていく毎に活性酸素を除去する体の力が弱っていくことで、サビがサビを呼び、いっそう私たちの老化を早めてしまうというわけですね。
では、活性酸素の発生を抑え、細胞への傷害を抑える予防法はないのでしょうか。
あります!
それは、私たちの体内にある「酵素」という物質が関係しています。
老化を防いでくれる「酵素」
私たちの体内には、活性酸素を除去し、病気を防いでくれる“酵素”を作る働きがあります。
酵素(エンザイム)とは、生き物が取り込んだ栄養成分の消化・吸収・分解をこなすものもあれば、体内で過剰に発生した猛毒の活性酸素を抑えて細胞の傷害を予防してくれるものもあります。
残念ながら、後者の酵素は加齢とともに弱ってくるため、年齢とともに活性酸素に対抗しきれなくなっていきます。
そこで、過剰になった猛毒の活性酸素を押さえるため、細胞の損傷を抑える抗酸化物質を積極的に摂り入れるようにしなければなりません。
中でも代表的なのが、野菜や果物、そして山野草に多く含まれる植物成分「ファイトケミカル」や「ビタミン」、そして「グルタチオン」です。
この3つの植物成分を有効に摂取することが、老化を防ぎ、若さを保つことに繋がるのです。
次回の記事では、「ファイトケミカル」、「ビタミン」、「グルタチオン」とは何か? どのように摂取すればよいのか、について解説していきますね。
こんにちは!言歩木勤務歴10年のかみやまと申します★
管理健康栄養士などの資格を活用し、日々の健康に役立つ情報をみなさまにお届けできたらと思います。
健康的な生活を目指していますが現実は、よく食べよく呑みよく眠るです。。