身を刺すような強い日差しも落ち着いて、焼けてヒリヒリと痛かった肌も沈静されつつあります。
ただ、肌がこんがり焼けている間はまだまだ炎症を起こしている最中。
痛くなくなっても、入念におこなう体のケアはまだまだ続ける必要がありそうです。
ところで、日に焼けた肌のケアは皆さんどうしていますか?
化粧水に乳液、保湿クリームに導入美容液と、徹底して肌を守っている方もいれば、言歩木のお客さまのように『化粧水とか高いものは使わないの!』と、洗顔だけでツルツルぷるぷるなお肌を保つ方もいらっしゃいます。
『お手入れに費やす時間が違うのに、この差はどこででるのだろう…』と疑問に思い、お話しを詳しく伺っていくうちに、生活のうえで大切な3つの行動にたどり着きました。
ツルツルぷるぷるなお肌を手にする
単純で最強なアンチエイジング
①運動
運動をして基礎代謝が上がることによって、血流やリンパの流れが良くなり栄養が隅々まで行き渡ります。そのためには、細部まで張り巡らされている毛細血管を丈夫に保つことも重要になっていきます。
②日焼けをしない
日焼けはシミやソバカス、シワやたるみの原因となります。
老けて見えてしまう原因を辿れば答えは必ずあります。
その原因を避けることがポイントのひとつです。
日焼け止めや日傘などを活用していきましょう。
ちなみに日焼け止めに記載のある【SPF】や【PA】、覚えておくと上手に活用できるので、ぜひ参考にしてみてください。
SPFやPAの数値が高いと、逆に肌に負担をかけてしまうので、日常での使い分けを心がけましょう。
③食事
エアコンの効いた部屋に一日中いたのに、体を冷やしやすい食べ物やジュースを摂ったり、『暑い日にこそ辛いもの!』といって香辛料をたくさん使った料理をたくさん食べるのは、生活環境と食事が全く合っていません。
暑いときは冷たいものが欲しくなる。
ごく自然なことですが、冷房が効いた部屋でさらに冷たいものを欲するのでは体に良くないですね。
自身の生活環境にあった食事をとり、体の中からケアをしてくことが重要になっていきます。そして、体の症状に合った旬の食材を積極的に摂っていきましょう。
秋の渇いた空気は呼吸器だけでなく、皮膚にも大きなダメージを与えていきます。
炎症を起こした肌にオススメの食材
さて、わたしは②の【日焼けをしない】が上手いことできませんでした…。
どんなに強い日焼け止めを使っても、汗で流れては塗ってのイタチごっこ。
今年の猛暑には完敗です…。
こんな時は、一刻も早く食事でケアをしていきましょう。
おすすめの食材は『里芋』。
ほとんどの芋類は甘味ですが、唯一『辛味』に属しているのが里芋です。
滞った気のめぐりをよくして気持ちを落ち着け、便秘解消や肌に潤いを与えるといった、辛味の薬効を持ちます。
里芋のぬめりに含まれる薬効を十分に引き出すには、塩もみや下茹では厳禁。
皮を剥いたらすぐに調理するのをオススメします。
夏の日焼けが落ち着かない方、ご紹介するレシピで肌の回復をしていきましょう!
▼下処理不要!▼
昔ながらの煮っころがし
【材料】
里芋 中10個程度
だし汁 350ml
醤油 大さじ3
みりん 大さじ3
酒 大さじ1
砂糖 大さじ1
【作り方】
①里芋を洗って土を落とし、よく乾かしてから皮を剥いていきます。
※里芋が濡れている状態だと、ぬめりがでて剥きづらいので水分をよく拭き取るか、乾かしてから剥きましょう。
②鍋にだし汁と全ての調味料、①の里芋を入れて中火にかけます。
③沸いてきたら落とし蓋をして、弱火で15分程度煮ていきましょう。
④落とし蓋を外し、中火に戻して10分〜15分程度火を入れていきます。お好みの濃さまで煮汁が煮詰まったら完成です。
※煮詰まりすぎると塩辛くなるので要注意。焦げ付きにも気をつけましょう。
お月見といえば白くて丸いお団子を連想しますが、蒸した里芋を供えるのが本来の風習です。
十五夜が穀物の収穫期と重なることから、お米を使用したお団子になったのだとか。
今年の十五夜は9月29日♪
綺麗なお月さまを見て、今年は『お月見さといも』なんていかがでしょうか(^^)
こんにちは、健康管理士の柴田です。小学生の息子はスナック菓子大好き盛り。そうなると、食事での栄養バランスがより一層体をつくる要になっていきます。我が家での食事で気をつけている点、旬の食材をつかったおすすめの料理と、お役立ち情報などを発信できればと思います。