新型コロナの流行で日頃から感染予防することが当たり前となりましたね。
ここで質問です。実際、それらは正しい方法でできていますか?
とくに“うがい”は正しい手順でおこなわないと、かえって感染リスクを上げてしまう原因になるんです。
「うがいなんて気休めでしょ?」
と捉えずに風邪が流行するこの季節、口の中をキレイに保つ「良い習慣」身につけましょう。
うがいの効用とは
うがいにはのどや口の粘膜に付着した細菌やウイルス、ほこりなどを洗い流し口腔内を清潔に保つ洗浄効果があります。さらにのどの乾燥を防ぎ肺の粘膜や粘液にうるおいを与えるだけでなく、のどが適度に刺激されるため粘液の分泌量や血行の増進の効果もあります。
しかし口腔内の衛生状態が悪いと細菌が増殖しむし歯や歯周病を引き起こすだけでなく、 糖尿病、認知症、心疾患や脳梗塞など、全身のさまざまな疾患を引き起こすリスクを高めてしまいます。だからこそ口の中を清潔にする必要があるのです。
風邪予防にうがい薬はいらないの?
風邪予防におこなわれるうがい。じつは日本独自の衛生習慣で世界では有効性が認められていませんでした。
そこで京都大学が387名を3つのグループに分けて風邪の発症率を2ヶ月調査しました。
すると「水うがい」が一番発症率を抑えられると結果がでました。
「ヨード液うがい薬」が低かったのは口の中にもともと存在する常在菌まで殺菌してしまうことなどが原因と考えられます。私たち言歩木もそうですが、電話オペレーター、アナウンサーや司会、もちろん歌手や声優など「声を生業(なりわい)」にしている人にとって、ヨード液のうがい薬を使用しないことは常識です。普段の風邪予防には「水でうがい」が効果的なのです。
こんにちは、お客さま担当の田崎です。美味しいお酒とチーズを嗜む至福の時間のため、アラフィフの体に鞭打って頑張っています。言歩木に寄せられるお悩みの解決法や、生活に密接した情報など発信していきますので、よろしくお願いいたします。