コラム

天気と病気には密接な関係が! vol.2

前回は天気の変化が体調に影響を及ぼすお話をしましたね。 さらに今回は、梅雨時期や雨天時にウトウトしてしまう…その原因を探ってみましょう!

太古の経験から備わった神経の働き

私たち人間には、外部の環境変化に体を適応させる機能が備わっています。その中に交感神経と副交感神経という二つの神経があります。

天気がよい日に【交感神経】が活発になるのはなぜでしょう?

原始時代、私たちのご先祖様が見晴らしのいい日に狩りに繰り出していた経験が、今に脈々と受け継がれていると考えられています。現代ではスポーツの試合や仕事のプレゼン、車の運転時、果ては夫婦ゲンカの最中(!)にも、血液循環や新陳代謝があがり活動性を高めます。

曇りや雨が降ると【副交感神経】が活発になる要因は?

これも原始時代の名残りといわれ、天気の悪い日は狩りへ行かず、体を休ませた経験が残っているからだとか。私たちは睡眠時に次の活動に備えるために心身のメンテナンスを行います。赤ちゃんや動物たちが天気が悪いとよく眠っていたりするのは本能的なものなのです。

天候が悪いと副交感神経が優位になる「お休みモード」を選択してきた人類。ただ現代人は「風が吹いたら遅刻して、雨が降ったらお休み」というわけにもいかず、お休みモードでいたい心身に鞭を打ち、必死に活動を始めます。そこで無理が生じてバランスを崩し、気象病のような症状が現れるというわけです。雨の日に気分がすぐれない、体調がすぐれないのは「ある意味、当然」なのだと、割り切って考えるのも必要かもしれませんね。

 

雨を有効活用するには

ウィークデーで仕事に行く場合は、前回でも述べた通り、コーヒーやお茶のカフェインの力を借りて交感神経のスイッチを入れ、「いっちょやるか!」と頑張りましょう。
オフの日が雨天の場合、「お休みなのにもったいない…」と考えず、ココロとカラダの休息日として上手に活用するのがおすすめ!

一番簡単な方法は、シトシトと降る雨音を聞くことです。5~10分、ぼーっと雨空を見ながらでもいいですし、目を閉じたままでも構いません。雨の音には自然界の不規則なリズム「1/fゆらぎ」があり、脳波やホルモンバランスを整えて、私たちをリラックス状態に導いてくれることが分かっています。

雨が奏でる音楽を聴きながらゴロゴロするもよし、お好きなスイーツを食べてさらにリラックス効果を高めたり、読書や録り溜めたドラマを見るなどして、雨の休日を満喫してくださいね。

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