みなさん!サプリメントを使用したことはありますか??ビタミン剤などのサプリメントを常用している人もいるかもしれませんね。
体に良いとされているため、常用している人のほとんどが、サプリ摂取が体に良い影響がある!と信じているのではないでしょうか。
しかしサプリメントも摂りすぎは体の毒になることだってあるようです。
今回は特定の成分が突出したサプリメントを長期使用した場合のリスクについて、ご紹介していきます。
活性酸素を除去するサプリメント
サプリメントの中には「抗酸化作用」といって、活性酸素の除去力が強力だと謳っているものもあります。そうしたサプリは、自然界では絶対にありえないようなビタミン類や、特定の成分が突出して配合されています。
こうした威力の強いとされるサプリは、体に必要な活性酸素まで除去しているかもしれません。
強烈な活性酸素は遺伝子や細胞を傷つけ、がんを誘発しますが、少量で弱めの活性酸素にはがんの抑制作用もあります。
その弱い活性酸素も失くしてしまうので、がんの発生が増えたと結論付ける研究結果も存在しています。
確かに活性酸素が多すぎると、体に悪影響を及ぼします。しかし多少の活性酸素は、むしろ必要であることも理解したほうが良いですね。
サプリの長期使用は疾患につながることも
成分の突出したサプリメント摂取の調査でも、脳や心臓に疾患が出た、がんになった、寿命が短くなったなどが報告されています。
実際に23万人を調べた疫学調査もあり、信用ができる結果となりました。
今までの学者・研究者らは、強い抗酸化剤ばかりを探し求めていましたが、それらを長期にわたり多量に摂取し続けると、むしろがんなどを引き起こすことがわかったのです。
もちろん、サプリメント業界は、必死に反論していますが・・・。
体内物質は調和とバランスが大事
やはり、抗酸化物質であるファイトケミカルは、バランスよく摂る方が人の身体には適合しているといえるでしょう。以前お話しましたが、栄養疫学研究の第一人者であるウィレット教授の、「複雑で繊細な身体にとって、1つの成分を多く摂取することは、オーケストラで1つの楽器がつんざく音を出しているようで、調和がとれるはずがない、ファイトケミカルは量よりも種類の多様性が重要」との言葉を思い出します。
そういう意味でも、『山野草醗酵酵素』には7千を超える種類が含まれ、合格ですね!
野菜や果物をはじめ、自然界には天然の抗酸化物質が多種多様に存在し、届く場所や機能する場所など、それぞれが特徴を持っています。
単一の抗酸化物質では、複雑な人の身体の組織、細胞、そして細胞の中のミトコンドリアをはじめとした小器官など、必要な場所へ到達できません。
力が強くても効果がないばかりか、多量に摂取すれば、必要な活性酸素を消し去ってしまう、というわけですね。
こんにちは!言歩木勤務歴10年のかみやまと申します★
管理健康栄養士などの資格を活用し、日々の健康に役立つ情報をみなさまにお届けできたらと思います。
健康的な生活を目指していますが現実は、よく食べよく呑みよく眠るです。。