太らないため、あるいは生活習慣病の予防に、カロリーを意識されている方は多いのではないでしょうか。
近年カロリーを抑えた食品が増えています。とくに、カロリーオフ、ゼロカロリーという響きは魅力的であり、身体に良さそう。
しかし、これらの安全性について考えたことはありますか? 健康のためにカロリー制限をしているつもりが、不健康になってしまっては台無しです。
今回はゼロカロリーの持つ危険性についてご案内したいと思います。
人工甘味料の甘~い罠
健康維持や美容のために欠かすことのできない3大栄養素は糖質、脂質、タンパク質ですが、過剰に摂取すると健康を害してしまう恐れがあります。そのためカロリーは、肥満や糖尿病、動脈硬化といったネガティブな面ばかりがクローズアップされています。
カロリーが低い=健康に良い、というイメージをコマーシャルで植え付け、低カロリーどころかゼロカロリーのドリンクがたくさん売られています。
でも、ゼロカロリードリンクにも甘みがありますね。これは人工甘味料のお陰?です。
ところが、
・この人口的な甘みに人の身体や脳の仕組みがごまかされる。
・本物の糖分を摂取した時に、血糖値や血圧を調整するホルモン機能が狂う。
・1日2缶以上ゼロカロリードリンクを飲む人は、飲まない人に比べてウエストサイズの増加割合が6倍にもなる。
と、アメリカの研究チームが発表しています。
残念ながら、アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムKなどの人工甘味料により、頭痛やめまい、不眠、味覚障害などが報告されていますが、それらはまだ軽い症状です。
がんや免疫障害、肝臓障害、腎臓障害、脳腫瘍、白血病、胎児奇形、失明といった重大な健康被害のリスクがあるとされ、近年欧米をはじめ多くの国々で使用が禁止されました。
※日本はいまだにそれらの使用を許可しており、いや、ほんとうに不思議な国です・・・。
また、それら人工甘味料の防腐・殺菌作用で腸内細菌の環境が崩れたりもします。
糖質ゼロやゼロカロリーなどの謳い文句には、くれぐれ惑わされぬよう注意しましょう!
わたしは、日本人には日本茶や麦茶が一番だと思っています!
酵素歴50うん年。
現在、健康・栄養学関係の書物を買い漁り、読むはずが積ん読状態。
飽食の時代、多くの食べ物が「病気へと導く源」になっていることを危惧。
健康には運動も欠かせないと言いつつ、コロナ禍より運動不足。
孫娘に「じぃじぃ、お腹でてるよ」とレッドカードを出される(^ω^)・・・