コラム

おすすめ菊花レシピ

日中はまだまだ残暑が続いていますが、夜はだんだんと秋の風が吹くようになりました。

 

昨年の今頃、我が家に新しい家族(ウサギ)を迎えたわけですが、そこからウサギにちなんだ行事には力を入れるように。

4月のイースターにはじまり、今月はお月見が待っています。
散歩しているときに見かけたワンちゃんが着ている洋服ってかわいいなぁ、と思い検索をしたら、ウサギ用ではなかったのですが、お月見用のお洋服を発見!

さっそくポチッと購入ボタンを押したのですが、入荷待ちで届く頃には9月17日のお月見はすぎてそうです…。

十日の菊にならないよう、到着をハラハラしながら待っています(焦)

※十日の菊:9月9日(菊の節句)の翌日に咲いた菊。時期に遅れて役に立たないことのたとえ。

 

 

キーワード食材 菊花

観賞用としてだけでなく、食用や薬用としても古くから使用されてきた菊花は、延命長寿の花としても有名です。
中医学では、熱を冷まして老廃物を排出する働きがあるとされています。炎症を抑えて血のめぐりを良くし、風邪や発熱、熱による頭痛やのぼせ、めまいにも効果的です。
なかでも、肝機能を調節する働きは秀逸で、肝の状態を表す目の働きも助けます。
眼精疲労や充血、かすみ目の薬効が高いのでオススメです。

食用菊と鑑賞菊の違いって?

奈良時代に遣唐使によって持ち帰られたのが鑑賞菊のはじまりです。
そこから江戸時代の京都で食用菊が広まったとされていますが、もとは同じ菊。
苦味が少なく、花びらを大きくして食べやすく品種改良されたものが出回るようになりました。
鑑賞用と食用の違いは美味しいか美味しくないか、というところですね。
殺菌作用があるので、お刺身についている小さな菊は花びらを摘んで一緒に食べるといいですよ。

菊花は冷凍保存が便利!

菊花はサッと湯がいて冷水にとり、水気をしっかりと絞ってからラップにほぐし広げて冷凍保存!
使うときは必要な分を冷蔵庫で自然解凍して使いましょう。
解凍して酢100ml、砂糖大さじ2、塩少々で甘酢漬けにしてもgood!
一品欲しいときの救世主になります。
好きなお漬物と菊花を炊き立てのご飯に混ぜれば、いろどりがきれいな混ぜご飯にも♪

おすすめレシピ

菊あんかけと里いも煮

①里いも大6個は皮を剥いて半分の大きさに切る。
②菊花50gをガクからとり、沸いた鍋に入れて再度沸いたらザルにあけ、水気をしっかりと切る。
③鍋に里いもと水300ml、白だし大さじ1、みりん小さじ1、塩少々を加えて中火で茹で、里いもに竹串が通るまで火を通す。
④里いもを鍋から取り出し、②の菊花を加えたら水溶き片栗粉でとろみをつける。皿に盛った里いもに菊花の餡をかけて完成。

 

菊花とほうれん草のお浸し

①ほうれん草1束を茹で、冷水にとり水気をしっかりと絞り、3cm幅の食べやすい大きさに切る。
②菊花200gをガクからとり、沸いた鍋に入れて再度沸いたらザルにあけ、水気をしっかりと切る。
③出汁100ml、しょうゆ小さじ2、みりん小さじ2をボウルで合わせ、ほうれん草、菊花、なめ茸大さじ1を和えて完成。

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